入院・お見舞い
入院の流れ
外来診察後、精神保健福祉士より、精神保健福祉法に則った手続きを行います。
外来
診察入院の必要性
を判断入院日
の調整入院
入院のご案内
当院への入院は、精神保健福祉法による入院となります。ご本人の同意、もしくはご家族の同意の上で医師 が必要と認めた場合入院となります。外来受診が必ず必要となりますので、【受診のご案内 | はじめての方へ】をご参照ください。
受診のご案内 | はじめての方 へ
- 入院医療
-
認知症はその進行度や症状で個別性があり、またその他の身体合併症を伴うことも多いため、きめ細かな対応が求められます。当院では入院時に個別の治療、看護計画を立て、それに基づいて治療をすすめていきます。
入院後は専門医による薬の調整、精神的に不安定となっている原因を見極め、患者さま個人個人に合った対応方法を具体化、作業療法士による認知症リハビリ、今後の生活の場についての相談等を多職種で行っています。当院ではグループ単位で食事・入浴・排泄など日常生活の援助を行っています。また身体疾患に対しては精神科医師と内科医師が協力して治療に当たっています。一日の過ごし方例
午前 - 起床
- 朝食
- トイレ誘導
- 診察・検査
- 作業療法プログラム
- 生活機能回復訓練プログラム
午後 - 昼食
- トイレ誘導
- 作業療法プログラム
- 生活機能回復訓練プログラム
- レクリエーションプログラム
- 夕食
- 就寝
- ※入浴は午前・午後とも行っています
- 認知症の
リハビリテーション
について -
認知症一人ひとりの方のこれまでの「生活史」(具体的な事象だけでなく感じ方・振る舞い)を知り、「今感じている思い」を聞き取りながら、生活機能回復訓練や精神科作業療法に取り組んでいます。
身体評価を基に「身体訓練」を、認知機能・コミュニケーション方法などの評価を基に個人作業療法や、回想法、歌会、園芸、絵画・習字、体操、脳トレ、作品展(2回/年)などの集団作業療法をおこないます。
さまざまな活動を通して、「今できることは何か」「どこでつまずいているのか」を見極めご本人にとって「意味のある活動」を提供できるよう努めています。
- 療養中の相談、退院
後についての相談 -
入院後より、病棟担当のソーシャルワーカーが治療状況も踏まえつつ、ご本人やご家族との面接を重ねていき、今後の生活の場についての相談対応をさせて頂いています。また、入院費などの経済的な面でのご相談、制度の利用、その他療養上の相談などにも対応しております。
- 食事について
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当院では直営のメリットを生かし、患者さまの状態に応じた食事にきめ細かく対応しています。
- 咀嚼、嚥下機能(のみこむ力)に合わせた食事を提供しています。
- 栄養状態の管理を行い、健康な状態を維持できるよう食事面から生活をサポートしています。
- 可能な限り個人の嗜好にあったものを提供し、できるだけ口から栄養を摂れるよう工夫しています。
- 毎日おやつを提供し、週1回は手作りのおやつを提供しています。
このほか季節に合わせた行事食の提供(ひな祭り、七夕、クリスマスなど)を行い、患者さまの療養中の生活がより彩りあふれるものになるようサポートしています。
- 入院時に
必要なもの -
衣類7組、義歯、めがね、歯ブラシ 等
- 危険物、現金、貴重品等はお持ちこみいただけません。
- バスタオルやフェイスタオル類、排泄に必要なリハビリパンツ、パット類は当院で準備いたします。(別途自己負担要)
- 衣類洗濯は業者へ依頼することができます。
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病棟・デイルーム
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病棟には最新の入浴装置を備えています
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明るく開放的なナースステーション
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大きな窓に面した明るい居室(4床室)です
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車椅子の方を介助しやすい広いトイレ
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病室より児島湾大橋方面を臨む
- 入院費用について
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当院は保険診療を行っており、費用負担はご本人さんがお持ちの保険によって異なっております。医療保険が後期高齢者(1割負担)の方であれば、自費部分含めて月額12万円程度となっております。また、市町村民税が非課税の世帯の方であれば、限度認定証の発行をお勧めします。限度額が適用されますと自費部分含めて月額7万円程度となります。
また、医療費の支払いが困難な場合、条件によっては無料低額診療の対象になり入院費が減免になる場合もございます。詳しくはご相談時にお尋ねください。
病院概要
岡山ひだまりの里病院
〒702-8012 岡山市南区北浦822-2
TEL.086-267-2011
FAX.086-267-2013
※はじめて受診される方は 「はじめての診察を希望する」ことをお伝えください。